90歳すぎの女性が「赤ちゃんの泣き声が聞こえる」と家族に連れられ受診。
詳しく聞くと、何十年も前、生まれてすぐの赤ちゃんを亡くされていた。家族も知らない過去だった。
「赤ちゃん、寂しいんですかねぇ」
そう呟くと、女性は涙を流された。同席した家族も涙。
以後、泣き声は止まったらしい。
ずっと独りで抱えてきたことがついに重荷となり、「赤ちゃんの泣き声」という症状になった。
幻聴という用語に置き換えられず、赤ちゃんの魂が側にいるとして受けとめられたこと、家族に打ち明け家族の前で泣けたこと、家族も涙を流してくれたこと、これらが彼女にとって慰めになったのかもしれない。
ユーザーの反応
@BookloverMD 亡くされたのは、戦後すぐなのか?等と想像します。どのようにご遺体を弔ったのかと思い、女性の悲しさは計り知れないと感じます。お話しできたことが本当に良かったと思います。もしかしたら、ずっと赤ちゃんの泣き声は聞こえていたのかもしれないですね。
教えてくださって、ありがとうございます。
教えてくださって、ありがとうございます。
@BookloverMD 能楽等の古典芸能や鬼滅の刃が好きな方が共感するですね。
患者さんがシテ方で先生がワキ方になりシテ方の無念や不安をワキ方が聞き取り昇華させる感じが重なりました。
鬼滅の刃を見た後の気持ちになります。
患者さんがシテ方で先生がワキ方になりシテ方の無念や不安をワキ方が聞き取り昇華させる感じが重なりました。
鬼滅の刃を見た後の気持ちになります。
@BookloverMD 介助側の経験ですが
母が入院中の最後の一時帰宅中に
いつもぼんやりしてたのにシャキッとして楽しそうに身振り手振りを交えて会話してる。
どうやら亡くなったお兄さんのお迎えのようでした。
母が入院中の最後の一時帰宅中に
いつもぼんやりしてたのにシャキッとして楽しそうに身振り手振りを交えて会話してる。
どうやら亡くなったお兄さんのお迎えのようでした。
数日後亡くなるのですが、せん妄で片付けられると悲しいですね。
患者には現実ですね。
@BookloverMD 外から失礼します。
薬の処方だけではないんですよね、治療って。
看護学校で散々「傾聴する」って教え込まれ、現場でも心がけてたんですけど、
話聞いてもらえることで、こんなに救われるんだって、患者側になってつくづく思います。
@BookloverMD うちのばあちゃんもボケが進行した時は「○○ちゃんが泣いてる…」って流産した子供(オカンがこっそり誰のことか教えてくれた)のこと呼んでたからな。子供を失うってそういうことなんだろうな。
@BookloverMD 他の誰かに存在を知って欲しかったのだと思います。
涙で伝わったかな👼
涙で伝わったかな👼
@BookloverMD リプ失礼いたします。作り話なら良いのですが、診察で見聞きした詳細をツイートするのは精神科医、というか医療者としていかがなものなのでしょうか。個人が特定されなければ良いのでしょうか。患者さんのことを考えてツイートしてくださればと思いました🙏差し出がましくて申し訳ありません。
@BookloverMD オリックス劇場にリムジン止まってた。
@BookloverMD @OsakaDarukun お母さんは、ずーっとご自分を責めて来たんでしょうね😢
でもそれ以来聞こえないのはやっとその赤ちゃんがちゃんと天使👼になったと感じられたのかもしれませんね。^ ^
でもそれ以来聞こえないのはやっとその赤ちゃんがちゃんと天使👼になったと感じられたのかもしれませんね。^ ^
@BookloverMD 別の男の人の子を身籠ったけれど…それを隠して婚約婚姻。夫やその親親戚には隠し通したけれど、最後の最後に死ぬ前に娘に告白。以後の墓参りを頼んだ。このパターンは聞いたことがありますね。もう夫側に隠さないといけない人が居なくなってやっと言えたそうですが、広まりすぎるのは嫌だったようです
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